新居浜が生んだジブリの動画家 近藤勝也展図録 

新居浜が生んだジブリの動画家 近藤勝也展」の図録を見ました。

 

前回の展示のパンフレットも運良く頂いていたのですが、今回の図録は近藤勝也さんの画集として見ても申し分無いもので、110p程の本の中に、近藤さんの過去のお仕事が網羅されている、満足感のある内容です。

近藤さんの絵のファンなので、今までも雑誌に連載されていた「海がきこえる」の切り抜きを集めたり、徳間書店から発売されているスタジオジブリ関連の書籍などを購入していたのですが、 スタジオジブリで企画されていた「墨攻」や「山賊のむすめローニャ」の企画段階のイメージボードや地方紙掲載のイラストなど未見の絵の掲載も多い内容でした。

原画の掲載もあったので、展示にはスタジオジブリの長編作品のレイアウトや原画の展示もあったのでしょうね。

 

残念ながら、近藤さんの代表作とも言える「海がきこえる」のアニメ関連の資料はイラストだけだったので、当時の素材はあまり残ってはいないのでしょうか?

近年のスタジオジブリ制作のCM等の原画も展示されていたようです。

近藤さん直筆の絵は、「コクリコ坂から」上映当時の展示で見たのですが、この展示会にも足を運びたかったなと思います。

A4サイズの本に、大きく絵が掲載され、画質も申し分ありません。

巻末のインタビューの内容も興味深く、とても良い本でした。

今後、また何かの形で、近藤さんの画集などが発売されると良いなと思うのですが、こちらの本もおすすめの内容となっています。

 

新居浜が生んだジブリの動画家 近藤勝也展図録」 A4/112p/1080¥

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